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ニュースリリース

2007年9月21日
日本無機株式会社

環境に配慮したポリ乳酸繊維からなるエアフィルタの実用化研究についての学会発表

日本無機株式会社(本社 東京都中央区 代表取締役社長執行役員:廣東道博)は、国内外の2つの学会で環境に配慮したポリ乳酸繊維からなるエアフィルタの実用化研究について発表しました。

  1. 第24回エアロゾル科学・技術研究討論会 (2007.8.9~11)
    「ポリ乳酸ろ材を用いたフィルタの評価」
    (国立保健医療科学院/埼玉県和光市:日本エアロゾル学会)
  2. 5th Asian Aerosol Conference (2007.8.26~29)
    「Dust-Loaded Collection Performance of Charged Poly Lactic Acid Filter for Nanoparticles」(ポリ乳酸帯電フィルタの粉塵負荷時におけるナノ粒子の捕集性能)
    (Kaohsiung Tuntex Tower/台湾高雄:Chinese Association for Aerosol Research in Taiwan)


地球環境問題に関する多くの議論が世界的になされており、その中で二酸化炭素の量を増加させない「カーボンニュートラル」の素材を多用することが、資源循環型社会形成を実現する大きな目標となっています。

ポリ乳酸は、石油資源を使わない植物由来(原料トウモロコシ)の素材で、使用している間は優れた性能を持続的に発揮し、使用後は環境中に蓄積せず、微生物や分解酵素等によって水と二酸化炭素に分解され、自然の炭素サイクルに組み込まれる材料で、再生可能な素材として地球環境に優しいカーボンニュートラルな材料です。

当社では、ポリ乳酸繊維に着目し環境に配慮したエアフィルタの実用化について検討してまいりました。ポリ乳酸繊維ろ材の中性能フィルタとしての基本特性、エレクトレット特性、リサイクル方法について検討した結果、以下のことが分かりました。

  1. 耐熱性・耐薬品性などの課題はあるものの、ポリ乳酸繊維は将来フィルタのろ材として使用できる可能性がある。
  2. ポリ乳酸繊維ろ材の帯電量は、汎用のポリプロピレンろ材より多い。
  3. ポリ乳酸繊維ろ材の分解促進は、アルコリシスを用いることも有効である。

今後も当社は、地球環境への取組みを強化しエアフィルタのトップメーカーとして、循環型社会の形成に大きく貢献していく所存です。

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